アイアンの方向性は、スコアを大きく左右する重要なポイントです。
せっかくグリーンを狙える場面でも、方向性が安定しなければ左右にブレてしまい、バンカーに入ったり、池や崖に落ちたりと、大きなミスにつながることもあります。
では、どうすれば方向性を安定させられるのでしょうか？
効果抜群の練習方法「4ステップドリル」をご紹介します。
4ステップドリルとは？
4ステップドリルは、振り幅を4段階に分けて練習する方法です。
シンプルですが、方向性を安定させるために非常に重要なドリルです。
なぜ振り幅を変えて練習するのか？
振り幅が変わっても、リズム・タイミング・テンポは常に同じであることが理想だからです。
小さな振り幅で方向性が安定しなければ、フルスイングで正確なショットを打つことはできません。
そのため、まずは小さい振り幅から練習し、スイングの基本を固めましょう。
4ステップの振り幅とその効果
- 膝から膝の振り幅（インパクトゾーンの強化）
この振り幅は、インパクトゾーンの安定を目的としています。
✅ フェース面をスクエアに保つ時間を長くすることがポイント
✅ 一瞬だけフェースがまっすぐ向いていても、安定したショットは打てない
✅ フェースの向きを意識しながら、丁寧に練習する
この練習を通じて、インパクト時のフェースの向きをコントロールする感覚を養いましょう。
- 腰から腰の振り幅（体の回転を意識）
この振り幅では、体の回転と体重移動が必要になります。
✅ 体の回転と連動したスイングを身につける
✅ 体重移動をスムーズにすることで、方向性が安定
✅ 下半身リードで正しい動きを覚える
この振り幅でスムーズにスイングできるようになれば、ショットの安定感が向上します。
- 肩から肩の振り幅（スリークワォーターの習得）
スリークワォーターは方向性を安定させるための修正練習にも最適です。
✅ スイングが不調なときは、この振り幅でフォームを見直す
✅ フルスイングに近い動きで、コントロールを意識する
✅ 距離を調整したい場面や、安全に攻めたいときにも有効
フルスイングばかりではなく、状況に応じたショットを打てるように、しっかりマスターしましょう。
４. フルスイング
タイミング、テンポを変えないようにリズム良くスイングすることを心がけましょう。
スイング中のヘッド軌道、フェース面の向きを頭の中でイメージすることが大切です。
最初は難しいですが、小さな振り幅から練習することで習得できるようになります。
4ステップドリルを徹底的に練習しよう！
4つの振り幅を意識して練習することで、スイングの安定感が増し、方向性が格段に向上します。
「小さい振り幅だから練習しなくてもいいや…」という考えは捨ててください！
✅ 小さな振り幅の精度を上げることが、フルスイングの安定につながる
✅ スイングの基本を固めることで、アイアンショットが劇的に向上する
今週は、「4ステップドリル」を徹底的に練習し、アイアンの方向性を改善しましょう！
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